津波・高潮ステーション|見て、聞いて、触って災害について楽しく学べる!

ミュージアム
  • 地下鉄 阿波座駅 徒歩2分
  • 大阪市西区江之子島二丁目1-64
  • 入館料/無料
  • 営業時間/10:00‐16:00
    ※団体での利用の場合は事前予約が必要
  • 定休日/火・土曜日、年末年始
    ※台風接近時には、防災活動のため、臨時休館の場合あり
  • ホームページ 

台風や地震など災害大国の日本。

今年も元旦から大きな震災が起き、今もなお、復興に向けて取り組みが進められています。

「天災は忘れた頃にやってくる」

そんな言葉があるように、日頃から災害への備えについて考える事が大切です。

今回は災害についての知識を得られる「津波・高潮ステーション」をご紹介します。

駐車場はないので、公共交通機関の利用をおすすめします🚋

来場すると、4つのフロアの順路について説明をしてくれます。

映像のコーナーもあり、すべてをじっくり見学すると約60分くらいかかります。

🚩はじめの展示は「海より低いまち大阪」。

リアルな街並みを模した展示で、大阪のまちが海面より低いこと、過去の災害時にどこまで浸水がきたのか体験できるようになっています。

🚩次のゾーンは、「高潮対策について」。

高潮被害にあった歴史や高潮防災施設の働きを学べます。

実物の防潮堤の扉の展示や安治川水門の閉鎖の様子のジオラマがあり、閉鎖のボタンを押すとどのような流れで閉鎖されるのか動き付きで見ることができます。

実際には約30分かけて閉鎖されるそうです。

🚩次のフロアは、「高潮とは異なる津波の脅威」について。

歴史をもとに先人が残してくれた教訓を知ることができます。

これが1番ダイナミックだった「津波災害体感シアター」!!

前面、左右側面、床面の4面を使った映像シアターでストーリー仕立てで津波発生時の様子を体感できます。

大人でも恐ろしさにヒヤッとしました💦

🚩最後のフロアは「津波災害から生命を守る知恵」を学ぶゾーン。

いつか起こりうるとされている南海トラフ地震。

発生した際に浸水する深さのシミュレーションもありました。

西区でも地区によって浸水の深さが異なります。

東日本大震災に関する展示も。

忘れてはいけないし、これからの子どもたちにも語り継がないといけない災害の脅威と対策の重要さ。

常備しておきたい備蓄品の紹介もあります。

万が一に備えて、ご家族や大切な人達と災害発生時の連絡手段や避難場所の確認など、話し合ってみてください。

「この辺りは津波が来た時に大丈夫かな?」

と不安に思う方!

是非一度足を運んで、実際にいろんなリアルな情報を見て、体験してみてください!

(ライター:paseri)

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